まぁじ様へ詩「君の色」

「君の色」


涙を見る度に
僕が全部悪いような気がした。
優しくて、少し頑固な
濁らない
君のエメラルドグリーン。

嫌気が刺してた
だけど間違っていた
君が素直なだけ
「ごめんね。」
謝れない僕がいる
でも濁れない
君のエメラルド

屈折した感情のまま
そのままで
抱き締めてあげたい
君は大切なエメラルドグリーン
不安そうに僕を見つめて
無言のまま

好き過ぎて、
何も出来ない
君は今日も屈折した輝きを放って
少したよりなくなった背中
だけど道を軽やかに進んでいく

僕にとって君はいつまでも
大好きなエメラルドグリーンだよ
不器用な僕をそっと叱って
そうしたらもう少し優しいトーンで
「頑張ったね。」って
そっと頭を撫でてあげるから

どうか
君の色を無くさないで。


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